2014-04-17 18:00
太陽光発電
丸紅が宮城県岩沼市の被災農地に28.3MWのメガソーラー建設

自治体の事業案募集によって選定
丸紅は4月10日、宮城県岩沼市の被災農地において大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、発電事業に着手すると発表した。同事業は2012年6月に岩沼市が実施した「いわぬま臨空メガソーラー事業発電事業者の募集」によって、同市相野釜西地区の土地を利用したメガソーラー事業案が選定されたもの。この土地は東日本大震災の津波で被災し、塩害と地盤沈下によって農地としての利用が困難となった場所である。
その後、同社が事業者として選定され、農地転用手続き等の必要許可を取得し、地権者との土地利用に関する契約を締結している。
(画像はニュースリリースより)
東北最大級に
同社は発電事業に伴い、同社が100%出資する運営会社を新設する。今年4月に工事に着手し、2015年4月の商業運転開始を予定している。このメガソーラーの発電出力は28.3MWで、年間予想発電量は約2,900万kWhを見込んでおり、これは一般家庭約8,000世帯分の年間発電量に相当する。
発電した電力は、再生可能エネルギーの固定買取制度を活用し売却する方針で、完工後は20年間発電事業を実施する予定だ。
なお、東北地方では最大級の太陽光発電所となる。
外部リンク
丸紅 ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/
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