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2014-04-29 08:00

太陽光発電

大林組、オフグリッド型太陽光発電外装システム開発

オフグリッド型太陽光発電外装システム
新実験施設「オープンラボ-2」に適用
株式会社大林組は、外装カーテンウォールと一体化したオフグリッド(独立)型の太陽光発電外装システムを開発し、大林組技術研究所の新実験施設「オープンラボ-2」に適用したことを発表した。

(画像はプレスリリースより)

外装設計デザインに合わせられる
今回開発された太陽光発電システムは、形状寸法の自由度が高いシリコン結晶系の太陽電池を採用しており、シリコン薄膜系などの太陽電池と違いセルの組み合わせが自由にできるので外装設計デザインに合わせて製作することが可能となっている。

一般的に太陽光発電設置の際は、電力会社と事前協議が必要となっているが、今回はオフグリッドタイプを採用したことで一定容量未満の場合は事前協議が不要で設置可能だ。

今回の適用に当たり大林組独自開発の省エネ窓システム「インターロック式換気システム」のパッケージ化もされ、このシステムでは夏期の強い日射で暖められた窓近くの空気を上部の回転ドラム式チャンバーに溜めて、チャンバーの回転で屋外に排熱することで日射熱を最大で約1割低減を見込んでいる。

大林組は今後、事務所ビルや商業施設などの建物外装にも太陽光発電システムや省エネシステムを提案することで、環境負荷を低減した低炭素社会実現に貢献するとしている。


外部リンク

大林組 プレスリリース
https://www.obayashi.co.jp/press/news20140425_01

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