2014-04-25 07:00
太陽光発電
ソーラーフロンティアが米大学と共同開発について検討

CIS薄膜太陽電池モジュールの共同研究 海外生産拠点確立へ
4月23日、ソーラーフロンティア株式会社(本社:東京都港区)は、アメリカ・ニューヨーク州立大学ナノスケール理工学カレッジ(CNSE)と、CIS薄膜太陽電池モジュールの共同研究開発・生産について予備調査を実施する契約を交わした。(画像はプレスリリースより)
この計画は、CIS薄膜太陽電池モジュールの技術面および経済面での予備調査を行い、今後の開発、生産について検討するもの。同社は現在、全てのパネルを国内生産しているが、海外にも生産拠点を確立することを中期経営計画の中核テーマとしている。
独自の技術 最先端の環境で発展をねらう
ソーラーフロンティアは、最先端のCIS太陽光発電事業に関し、出荷量、販売額ともに世界最大手と言われている。20年以上にわたるCIS技術の開発・研究実績は、世界最高のエネルギー変換効率を持つCIS電池セルを生み出した。また、優れた生産工程によって、最高水準の薄膜大量生産効率を実現している。CNSEは教育、研究、開発、技術活用に取り組み、現地での雇用創出やハイテク産業の成長に貢献している。同校開発センターには次世代CIGS薄膜太陽電池の試作品製造用実証ラインがあり、業界全体の指導的地位を築いている。
今回の提携によって、ソーラーフロンティアは同社独自のCIS技術の可能性について調査を行い、更なる発展、活用を目指す。CNSEは、共同研究によって新たなハイテク分野の雇用を生み、ナノテクノロジーの最先端としての地位を支えていきたいとしている。
外部リンク
ソーラーフロンティア株式会社
http://www.solar-frontier.com
ソーラーフロンティア株式会社/ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/news
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