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2014-04-26 11:00

太陽光発電

業界初、積水化学が太陽光発電と蓄電池を搭載した高齢者住宅を発売

高齢者向け住宅
コンセプトは減災
積水化学工業は4月17日、サービス付き高齢者向け住宅「進・ハーベストメント」を、5月1日より主に医療・介護事業者に向けて発売すると発表した。

この高齢者向け住宅の特徴は「減災」をコンセプトにしている点で、同社戸建て住宅商品「スマートハイム」で実績のある定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)7.2kWh」と、10kWの太陽光発電システムを標準搭載している。

蓄電池と太陽光発電システムを標準搭載した高齢者向け住宅は業界でも初となる。

(画像はプレスリリースより)

2014年度は30棟
積水グループには在宅介護サービス事業所を運営するセキスイオアシスがあり、ここで培われた介護サービスのノウハウと、住宅設備機器の製造・販売をする積水ホームテクノの介護・自立支援設備などが今回の高齢者向け住宅開発に活かされた。

災害時に電力会社からの電力が途絶えた場合にも、蓄電池によって、夜間、共用空間の非常時兼用スイッチとコンセントに接続された照明やテレビ、携帯電話充電等に電力を供給することが可能である。

日中に太陽光発電システムで発電した電力を蓄電池に貯めておくことができるため、停電時にも最低限の電力を確保できる。

この設備は平常時、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し売電収入を得ることも可能で、運営事業者の長期安定経営を支援する。

同社は2014年度は30棟を計画し、戸建て住宅トップレベルの基本性能をベースに、「減災」「環境」「快適」「安心」の4つの経営軸を実現し、入居者、スタッフ、そして運営事業者のニーズに応えていくとしている。


外部リンク

積水化学工業 プレスリリース
http://www.sekisuiheim.com/
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