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2014-05-05 11:00

蓄電池

積水化学がEV・PV連携システムを標準搭載した木質系スマートハウスを発売

スマートハウス
最大約75%まで自給
積水化学工業住宅カンパニーは5月1日、木質系スマートハウス「グランツーユー V to Heim(ブイ トゥ ハイム)」を、発売した。

このスマートハウスは、電気自動車の大容量蓄電池(EV)と、太陽光発電システム(PV)との連携によって、家と車に必要なエネルギーの自給自足を目指すとともに、大規模停電時の安心感を大幅に向上させたもの。

具体的には住宅全体で使う年間エネルギーのうち最大約75%の自給を実現した。

これまで、EVから住宅への電気利用には、電力会社からの電気を一時遮断するなどの制約があったが、これを解消したことで、EVとソーラー住宅との実用的なエネルギー活用を可能にし、EVを住宅用蓄電池として本格的に利用できるようにした。

(画像はプレスリリースより)

EVとPVを連携
同社はこれまでにも、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の補助金対応仕様を標準化した「ミライ・クラス」シリーズや、家庭で使用するエネルギーの自給自足を目指し、10kW以上の太陽光発電システムの搭載が可能な「スマートパワーステーション」シリーズを発売し、省エネや創エネ性に優れた住宅の供給に注力してきた。

「グランツーユー V to Heim」に採用されたEVは、一般的な住宅用蓄電池の数倍の蓄電容量を備え、エネルギー自給率拡大に不可欠な蓄エネ機能を充実させた。

同製品は積雪・寒冷地域を除く東北、関東、中部エリアにて発売され、本年度300棟、次年度は500棟の販売を見込んでいる。

同社は、「大容量PV+スマートハイム・ナビ+EV」の新3点セットによる新しいスマートハウス提案により、環境性、経済性、停電時の安心等、顧客のメリットをさらに向上させた住まいの提案を拡大していくとしている。


外部リンク

積水化学工業 プレスリリース
http://www.sekisui.co.jp
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