2014-05-03 13:00
エコ
ゼファー、八戸市の病院に小型風力発電システムを導入

非常用電源に
小形風力を中心とした小規模再生可能エネルギーソリューションを提供するゼファーは、4月25日、青森県八戸市のメディカルコート八戸西病院に、5kW風力発電機Zephyr9000(ゼファー9000)を導入したと発表した。この風力発電システムは16kWhのリチウムイオン電池を備え、災害時等の非常用電源としても活用できる。
今回風力発電システムを導入することになった八戸西病院は、これまでも医療機器用の自家発電設備を備えてきた。
災害発生時に院内対策本部が設置される管理棟(医局、事務室等)の照明、情報通信機器等の電源確保や、災害拠点病院としての機能を果たすことを目的に、風力発電システムの導入を決定した。
(画像はプレスリリースより)
風況に恵まれた地域
同事業は、環境省「再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金事業」及び「青森県民間施設再生可能エネルギー等導入推進事業」の対象として、システム導入費用の約1/2相当額の補助を受けている。八戸市は、年間平均風速が5.0m/sと風況に恵まれた地域に位置している。
風力発電機Zephyr9000の導入はこれが国内初で、病院敷地内の駐車場に4基が設置される。
Zephyr9000は定格出力4.711kW、ブレード直径5.5m、平均風速5m/sでの年間発電量が9,167kWh、同等クラスの製品では世界トップクラスの発電量を誇る。
同社は、国内外の無電化地域で培った専門知識や経験を活かし、風力発電システムの計画から施工完了まで一貫してサポートしており、離島や沿岸地域の豊かな風力エネルギーを活用した風力発電システムの導入を推進していく考えだ。
外部リンク
ゼファー プレスリリース
http://www.zephyreco.co.jp/jp/
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