エネクトニュース

双日建材株式会社と、株式会社エナリスは、2014年4月30日、太陽光発電事業者からの電力買取の拡販について業務委託契約を締結したと発表した。（画像はプレスリリースより）

双日建材は主に建材・木材や住宅機器・太陽光パネル等建築資材の売買を行う会社であり、国内のゼネコンやハウスメーカー、建設問屋などと販売網がある。

エナリスは電力情報事業者として電力の効率的な利用促進をテーマに、需給管理を核として電力取引、エネルギーマネジメントや電力流通情報などのサービスを提供している。

その中でFIT（再生可能エネルギーを用いて発電された電力を固定価格で電力事業者が買い取ることを義務づけた制度もしくはその固定価格）にプレミアムを付加した価格での再生可能エネルギー発電事業社からの電力買取りを行っている。

ほかにも新電力（契約電力が50キロワット以上の電力需要家に対し、一般事業者が有する配電網を通じて電力供給を行う「特定規模電気事業者」のこと）への電力販売を推進している企業でもある。

今回のこの2社の契約締結により、双日建材は豊富な顧客ネットワークを活用してエナリスへ太陽光発電事業者を紹介することにより、その事業者からの電力の買取りを行えるようになり、双方にとって拡販機会が広がることとなる。

2016年には国内における電力小売り全面自由化となるため、双日建材はこの業務提携を機会として更なる再生可能エネルギーの普及へ向けて貢献するという。

外部リンク

双日株式会社　ニュースリリース
https://www.sojitz.com/jp/news/2014/04/20140430.php