2014-05-09 17:00
行政
宝塚市、公共施設の屋根や私有地を貸し出し「市民発電所」に

事業者を募集
宝塚市は5月2日、公共施設の屋根及び市有地を貸し出し、より多くの市民や事業者が参画できるモデルとしての「市民発電所」の施工及び運営に関し、事業者からの提案を公募型プロポーザル方式で募集すると発表した。同事業は、市が再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)施行に伴い、再生可能エネルギーの利用を積極的に推進し、災害時等における市民の安全確保、市内経済の活性化を目的として実施するもの。
7月中旬に決定
今回、太陽光発電設備を設置するのは、宝塚市立美座小学校校舎屋上部分と宝塚市山手台東1丁目4番491地先の一部である面積22,509平方メートルの土地である。対象となる事業者は宝塚市内に本社または事務所を置く法人で、設置する太陽光発電システムの定格出力は、両場所ともに10kW以上50kW未満。
また、停電時に市へ電力供給を行う設備の導入(100点中10点)や、地域貢献に関する提案(100点中15点)のほか、資金調達などで宝塚市民が参加できる仕組み(100点中15点)を提案に取り込むことが応募事業者の条件となる。
なお、補助金は総事業費の10%以内(上限250万円)とする。
市は5月12日に宝塚市役所で事前説明会を行い、5月13日に現地説明会を実施。参加申込書の提出期限は5月15日で、事業計画書提出期限は6月20日。
結果通知は7月中旬、竣工(発電設備稼働)は平成27年3月末までを予定している。
外部リンク
宝塚市 新エネルギー推進課
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/
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