エネクトニュース

環境省は2014年5月2日、CO2削減に特化した環境マネジメントシステム、「エコアクション21 CO2削減プログラムの手引き(2014年度思考版)」を策定した。

これはエコアクション21（中堅・中小企業にも取り組みやすい環境マネジメントシステムとして、環境省が策定したもの。第三者認証制度を有し、平成26年3月末時点で約8000社が登録している）のシステムを基礎として作られた。


これを通じてエコアクション21認定取得も容易となる。

他にも、環境経営に取り組む中小事業社の裾野を広げることも目的として上げられる。

環境省はこれまで、深刻化する気候変動の対策及び、地域の中小企業の活性化を目的にCO2削減に特化した環境マネジメントシステムを検討してきた。

今回は平成25年度には10社程度に行った結果を参考として、平成26年度には300事業者程度を対象に実証事業を行うこととした。

これは省エネルギーの取組支援と適切なCO2排出量の測定・算定支援を行う専門家を派遣し、事務所へ直接出向いて無料でコンサルティングを行う。そのためノウハウが少ない中小事業者でも無理なく継続的に取り組める内容となっている。

説明会は全国6カ所で行われ、スケジュールは次のようになっている。

・金沢　5月12日(月)
・東京　5月13日(火)
・福岡　5月14日(水)
・大阪　5月15日(木)
・名古屋　5月16日(金)
・仙台　5月20日(火)

開催時間は各回共通で、14:00から16:30(13:30 受付開始)である。

外部リンク

環境省　報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18111