2014-05-13 13:00
蓄電池
シャープがクラウド蓄電池システムを発売、PVとパワコンを一体化

小型化を実現
シャープは5月8日、同社製のクラウドHEMSと組み合わせることで、使用環境の変化に応じた効率的なエネルギーマネジメントが実現できるクラウド蓄電池システム「JH-WB1401/JH-WB1402」を発売すると発表した。寒冷地などでも使用できる屋内設置用と、屋外設置用の2タイプを用意し、従来機に比べ屋内設置用は約4割、屋外設置用は約3割の小型化を実現した。
また、太陽光発電システムと蓄電池システムのパワーコンディショナを一体化することで、効率的な充電を実現し、売電しながら充電(最大2.0kW)できるうえ、停電時は家庭内で電力を消費しながら充電(最大2.0kW)することもできる。
公称容量は4.8kWh、「JH-WB1401」は7月15日、「JH-WB1402」は7月4日の発売を予定している。
(画像はニュースリリースより)
天気予報で充放電制御
蓄電池とクラウドHEMSを組み合わせることで、天気予報から翌日の太陽光発電の発電状況を予測したり、日常の電力消費状況の分析により充放電を自動的に制御して電気料金を削減することが可能となった。天気予報から太陽光発電の発電量を予測できることで、電気代が割高な時間帯での電力購入を最小限に抑えることができ、翌日に計画停電が発生する可能性を示す「電力需給逼迫警報」を検知すると、翌朝から放電を止め停電後は自動的に家庭内へ電力を供給する。
さらに、手持ちのスマートフォンやタブレット端末で外出先から蓄電池残量の確認、履歴確認、蓄電池の残量に応じた家電機器の使用可能時間のシミュレーションができる。
省エネ目標を設定しておくことで、電力使用状況に応じた省エネアドバイスも確認できる。
なお、インターネットを通じて運転状況を見守る「Webモニタリングサービス」に対応しており、太陽光発電システムと蓄電池システムの不具合を一早く検知することで安定的なエネルギーマネジメントをサポートする。
外部リンク
シャープ ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/
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