2014-05-14 15:00
その他
富士通とWWFジャパンが連携 エコロジカル・フットプリントをテーマに環境教育

富士通とWWFジャパンが連携しての環境教育
富士通株式会社は、公益財団法人自然保護基金ジャパン(以下、WWFジャパン)と連携して、「エコロジカル・フットプリント」をテーマとした環境教育電子教材を共同開発して、4月より全国の小中学校にてこの教材を活用した出前授業を開始したと発表した。(画像はプレスリリースより)なお富士通はこれまで400団体、22,000人以上(2014年3月末までのデータ)を対象に教育を実施してきた。
今回、タブレット端末にてこの教材を使った授業を進めることにより、子供への環境教育促進をうながす。それとともに総務省が進める学校教育現場の電子化事業にも貢献していくとする。
エコロジカル・フットプリントが示すもの
教材は「地球1個分で暮らすために-エコロジカル・フットプリントから考える」となっており、このエコロジカル・フットプリントとは人間の営む生活が地球環境にどれだけ負荷を与えているかを表す指標である。現在は地球の資源1.5個分必要とされるまでに負荷が大きくなっているという。
このように地球の資源が足りない状況にあるのだが、WWFジャパンはこの課題を認識しており、そのためライフスタイルの転換を促すために子供への環境教育を進めている。
授業の特徴
授業の特徴としては、講師用パソコンとタブレット端末どうしの通信にて自分の意見とほかの人の意見を比較・共有しながら全員参加で行われることだ。この授業方法はグルーピングやグループごとのディスカッションに有効とされている。くわえてテストの得点や問題ごとの正解率を把握しやすく、適切な指導も行える。
授業は、対象が4、5、6年生、中学生で、時間は1時限(45分)、または2時限(90分)での実施となっている。講師は富士通社員が無償で行い、なおパソコンやタブレット端末等の機材は富士通が準備するため、パソコン等の機材がない学校でも授業が実施できる。
外部リンク
富士通株式会社 プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/05/7-3.html
地球一個分で暮らすための特設サイト
http://oneplanet-lifestyle.jp/804
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