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2014-05-16 12:00

太陽光発電

パナソニックがHIT用太陽電池セルのグローバル累計生産10億枚を達成

太陽電池
ハイブリッド型太陽電池
パナソニックエコソリューションズ社は5月7日、HITに搭載される太陽電池セルのグローバル累計生産が10億枚を達成したと発表した。

HIT用太陽電池セルは、アモルファスと単結晶の同社独自のハイブリッド型太陽電池であり、高い変換効率、温度上昇による性能低下が少ない優れた高温特性、薄型化、両面発電などの特徴を持っている。

同社は1997年、HIT用太陽電池セルの量産、販売を開始し、2000年に両面発電太陽電池モジュールHITダブルを販売、2001年には島根工場でセルの生産をスタートし、2004年マザー工場である二色の浜工場(大阪府貝塚市)を稼働、2008年滋賀工場でモジュールの生産を開始し、2012年ウエハからセル、モジュールまでの一貫生産を実現したマレーシア工場を稼働した。

現在は、インゴットの生産をオレゴン工場、セルの生産を二色の浜、島根、マレーシアの3工場、モジュールの生産を二色の浜、滋賀、マレーシアの3工場で行っている。

(画像はプレスリリースより)

地球2.5周分
同社によれば、HIT用太陽電池セルの生産を開始してから今年で17年目、10億セルは約3GWに相当し、これまで生産したセルを一列に並べると地球約2.5周分になる。

また、インゴットからモジュールまでの一貫生産に取り組んでおり、この生産体制の強みを生かして、これまで培ってきた技術力や様々なノウハウ、徹底した品質管理により、製品の高い信頼性を実現している。

2014年4月には、世界最高となるセル変換効率25.6%を研究レベルで達成している。

同社は今後も、さらなる高性能太陽電池の開発や製品化を加速することにより、世界の人々が快適で安心して暮らせる環境づくりに貢献していくとしている。


外部リンク

パナソニック プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/
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