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2014-05-19 18:00

太陽光発電

シャープが5年ぶりに太陽光発電ジュールメーカー首位の座に

メーカー
中国メーカー抑え
NPDグループで太陽光発電業界のマーケティングリサーチ会社である米ソーラーバズは5月14日、シャープが2014年度の第一四半期において5年ぶりに太陽光発電ジュールメーカー首位の座に返り咲いたと発表した。

これはNPD Solarbuzzの最新刊Module Tracker Quarterly上で明らかになったもの。

シャープは業界リーダーとして、1963年から2008年の45年間メーカー首位だったが、その後は中国の生産能力が拡大しFirst Solarと中国ベースのPVメーカーが業界ランキングの上位を占めていた。

(画像はプレスリリースより)

ファブライトで成功
今回の首位奪還に関してNPDソーラーバズのアナリストは、この成功はシャープのブランド力を改めて示すものであり、同社が日本市場の堅調な季節需要に支えられ、ファブライトモデルに戦略をシフトさせたことに大きな要因があったあるとしている。

「ファブライト」とは自社の生産能力と外部調達を効果的にコントロールして短期的な商機の変化に対応するビジネスモデルのこと。

シャープは業界リーダーとして君臨していた時期には、垂直統合戦略を推進し、自社でセルやモジュールを生産していたが、ここ数年は中国や台湾を拠点とするパートナー企業に生産を外部委託し、モジュール販売に重点を置いている。


外部リンク

ソーラーバズ プレスリリース
http://www.solarbuzz.com/jp/news/
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