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2014-05-31 15:00

エコ

NEDOが地熱発電の新技術開発を行う事業者を公募、今年度予算14億円

地熱発電
補助金を交付
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月26日、地熱発電の新技術開発を行う事業者を公募すると発表した。

同事業は地熱資源を有効活用し、地熱発電の導入拡大を図るため、環境配慮型高機能地熱発電システムに係る機器開発、現状未利用である低温域の地熱資源有効活用のためのバイナリー発電システム開発、発電所の環境保全対策技術開発を行うものである。

事業期間は平成26年度~平成29年度を予定しており、今年度予算は約14億円。

選定された事業者には補助金が交付される。

地熱資源を有効活用
公募期間は平成26年5月26日~平成26年6月24日、NEDOは6月4日、当該公募の内容、契約に係る手続き、提案書類等についての説明会を開催する。

なお、各研究開発項目の予算配分は設定されておらず、NEDOの負担率は2/3の場合事業は「共同開発」とされ、長期ハイリスクとなる研究については負担率1/1としてNEDOの「委託」事業として扱われる。

日本は世界第3位となる地熱資源を有し、ベース電源として活用可能な地熱発電が注目を集めており、現在、地熱資源の有効活用に向けて、環境省が導入ポテンシャルの高い自然公園内での開発規制の緩和を進めている。

NEDOは同事業を通して、導入ポテンシャルの高い地熱資源を有効活用するため、技術開発を行い、国内の地熱発電の導入拡大を促進するとしている。


外部リンク

NEDO「地熱発電技術研究開発」に係る公募について
http://www.nedo.go.jp/koubo/FF2_100112.html
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