2014-05-29 08:00
エコ
スーパーエコスクール実証事業 神奈川県での実施決定

佐藤エネルギーリサーチ、学校のゼロエネルギー化を目指す
5月27日、文部科学省は、「スーパーエコスクール実証事業(平成26年度)」の委託予定者を発表した。(画像はプレスリリースより)
この事業は、公立小中学校でのゼロエネルギー化を目指す実証事業。教職員や地域住民などによる検討委員会を設置し、委員会の意見を踏まえた基本計画策定への支援を行うもの。
選定の結果、佐藤エネルギーリサーチ株式会社(埼玉県さいたま市)が実証事業委託予定者に選ばれた。
川崎市内の老朽校舎 省エネと創エネで改築
同社の事業計画は、神奈川県川崎市の新川崎地区に建てられる小学校を対象としている。川崎市の学校は、建築後25年を経過し老朽化した施設が7割を占めるという。このような校舎はエネルギー効率が低く、省エネ、温暖化対策が必要とされている。実証事業では高断熱化や昼光利用、コージェネレーション設備、および太陽光発電設備を活用。省エネと創エネを組み合わせたゼロエネルギー化を目指す。
また、環境学習で活用できるよう校舎を工夫し、教職員と児童が施設を適切に利用するためのサイン計画やエネルギーの可視化も検討する。
事業は3か年計画で進められる。初年度は自治体、学校、住民、設計者など関係者を交え、改築に関するワークショップを行う。2年目に基本・実施設計を実施、3年目にエコ改修、新増改築工事を実施する。
外部リンク
文部科学省
http://www.mext.go.jp/
文部科学省/報道発表
http://www.mext.go.jp/houdou
佐藤エネルギーリサーチ株式会社
http://www.satoh-er.com/
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