2014-05-29 04:00
エコ
2020年の暮らしを想定 実証実験用としてスマートハウスがさいたま市に建設

実証実験ハウスの新たな建設
積水ハウス株式会社、株式会社東芝、本田技研工業株式会の3社は、さいたま市にITやパーソナルモビリティーの技術と家庭、モビリティー、地域のエネルギー需給を総合的にコントロールするエネルギーマネジメント技術を取り入れた実証実験ハウスを新たにさいたま市へ建設し、先進の暮らしの検証を開始した。(画像はプレスリリースより)3社はこれまでも人々が安心で快適な暮らしを営めるような未来の暮らしを目指し、スマートコミュニティーへの取り組みを推進してきた。
今回のコンセプトは、生涯にわたって豊かに過ごせる暮らし、モビリティーを含めた暮らしのCO2排出量をゼロとする2020年の暮らしである。
二世帯住居でエネルギーの相互供給などが可能な住居
今回建設した実証実験ハウスは実際に人が住むことのできる二世帯住居になっている。具体的には、昼間外出している子世帯での太陽光発電システムの余剰電力を親世帯にて使用可能になっているなど、各世帯で電気といったエネルギーやお湯を相互供給などの相互供給が可能となっているのが特徴である。
ほかにも、車が家の中にまで入る空間作りを行い「フィットEV」を使用して、ケーブル接続なしに電気自動車(以下EV)への充電を行う非接触充電や、自動運転で制度よく駐車できるシステムの導入およびEVに蓄電された電力を家やコミュニティーへの供給を行う。
さらにロボティスクの活用に対応した室内レイアウトやパーソナルモビリティーをより使いやすくした住空間作りといった新しい試みがされている。
なおEVの使用はほかにも超小型EV「MC-β」が使用される。3社はこれからも業界を超え連携を続け、より安心・安全・快適・便利・FUNな未来の生活を提案していくという。
外部リンク
本田技研工業株式会社 ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2014/c140521.html
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