2014-06-03 10:00
その他
関西電力グループで2箇所目となる風力発電所が営業運転開始

公害防止協定を締結して進められた事業
関西電力株式会社のグループ企業である、株式会社関電エネルギーソリューション(以下Kenes)は2014年5月27日、平成25年6月より愛知県田原市において建設工事進めてきた風力発電を「田原4区風力発電所」として営業運転を開始したと発表した。(画像はプレスリリースより)風力発電所は、Kenesが愛知県田原市との間に公害防止協定を結んだうえで、風力発電事業が推進されてきていた。
Kenesは2014年に風車の組み立てを完了し、その後試験運転を行いつつ、電気事業法に基づく使用前自主検査を行ったうえでの営業運転の開始である。風車の外形は、タワー高さが約80m、ロータ直径が約80mである。
風力発電の年間発電電力量は1,400万kWh
この発電所は、関西電力グループでは2箇所目の風力発電所となり、発電電力量は定格出力6,000kW(2,000kW×3基)で、年間約1,400万kWhの電力量を見込んでいる(一般家庭約3,900世帯の年間電気使用量に相当)。これにより、CO2の削減量は年間4,900トンになる見込みだ。なお、発電した電力はすべてを中部電力へ売電することになっている。
関西電力グループは今後も引き続いて再生可能エネルギーの普及および拡大に貢献することを目指していく。
外部リンク
関西電力 プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2014/0527_2j.html
田原4区風力発電所の概要について
http://www.kepco.co.jp/
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