2014-06-02 06:00
エコ
ジョンソンコントロールズ 中国国内の省エネニーズうけ大規模生産施設を開設

生産能力は従来の3倍に
28日、米国のグローバル企業ジョンソンコントロールズ(本社:ウィスコンシン州ミルウォーキー 社長:デイビッド・マイヤーズ)は、中国江蘇省の工業都市である無錫市に3,500万ドルの資金を投じて増設した製造工場および研究開発センターを開設したと発表した。ジョンソンコントロールズは、ビルのエネルギー効率や運用の高効率化を実現する製品やハイブリッド車の開発を行っている業界トップクラスの企業。
(画像はプレスリリースより)
グローバル企業も中国の『持続成長』に対応する構え
総面積13万8,500平米のこの施設は、拡大する中国国内の省エネビル市場に対応すべく、同社のビルディングソリューション研究開発センターとして設計されたもので、同社のもつ施設としては世界最大級となる。施設では暖房空調関連システムの研究開発など、省エネ性向上につながる廃熱回収ソリューションの開発も進められていくという。
持続可能な発展を唱える中国政府の方針に影響される形で中国での省エネビル開発の需要は急速に拡大している。
こういった動きからジョンソンコントロールズは、今回の無錫市施設拡張にあわせ、広がりをみせるビジネスチャンスを確実に獲得しプレゼンスを拡大することにより自社のノウハウとイノベーションを最大限発揮できる体制を整えていく方針のようだ。
同社は発表で、「今回の施設拡張は中国ビジネスに継続的注力をしていくための施策である」としており、上海にグローバル第2本社をおく計画も16年後半の施設竣工を予定しているとしている。
外部リンク
ジョンソンコントロールズ
http://www.johnsoncontrols.com/
ジョンソンコントロールズ ニュースリリース
http://www.johnsoncontrols.com/content/us/en/news.html
ジョンソンコントロールズ ニュースリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000007712.html
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