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2014-06-08 12:00

エコ

IHI、小型バイナリー発電装置を会津高原リゾート「地域熱電供給」実証事業に納入

バイナリー発電装置
国内初のシステム
IHIは6月4日、小型バイナリー発電装置「ヒートリカバリー“HRシリーズ”」初号機を「会津高原リゾート『地域熱電供給』実証事業」向けに納入したと発表した。

同機は6月12日(火)に火入れ式が行われ、稼働を開始する。

同事業は、木質バイオマスボイラと小型バイナリー発電装置を組み合わせた地域熱電供給プロジェクトとして採用された国内初のシステムである。

福島ミドリ安全株式会社が林野庁から受託した「平成25年度木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業」の一環として進められている。

(画像はプレスリリースより)

CO2削減に
同事業は会津高原リゾートの5施設において行われ、出力600kWおよび400kWの木質バイオマスボイラから供給される熱(温水)を利用して、最大送電端発電出力20kWのバイナリー発電装置で発電した電力を、同リゾート内の会津アストリアホテル、白樺の湯へ供給する。

福島ミドリ安全が取組む本実証事業は、林野庁の新規性を重視した中山間地のイノベーション事業や福島県初の「地域熱電供給事業」、地域エネルギー(木質燃料チップ)の循環スキーム構築による新たな地域産業創出事業、フクシマ復興の見える化事業として国内外への発信事業と、同事業を合わせた計5つである。

現在使用しているA重油と木質燃料チップの燃料使用量および付帯費用算出によるランニングコスト比較表を作成の上、CO2削減効果と事業収益性の見える化を図ることを目的として進められている。


外部リンク

IHI プレスリリース
http://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/
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