2014-06-08 12:00
エコ
森ビルが「虎ノ門ヒルズ」を竣工、最新の省エネ・省CO2対策充実

BCP対策もバッチリ
森ビルは6月4日、同社が特定建築者として建設していた「虎ノ門ヒルズ」が竣工し、同日竣工式を執り行ったと発表した。同ビルの開業は6月11日を予定。同ビルは、最新の省エネ・BCP対策を行い、環境配慮への取り組みを積極的に行っている。
ビル内のエネルギー使用状況をリアルタイムに把握し、データを蓄積・分析することができるエネルギーウェブシステムを導入し、省エネ、省CO2対策を行い、Low-EペアガラスやLED照明を導入し、生物多様性に配慮した植栽を施した約6,000平方メートルのオープンスペースを確保、屋根上に太陽光パネルを設置した。
また、地震などの災害への対応として、耐震・耐火性能や、非常時の事業継続性(BCP)に配慮した設備を備え、3,600人の帰宅困難者を想定し、低層階の共有部を一時滞在スペースとして確保、水や食料の備蓄などによりシェルターとしての役割を担うことも可能である。
(画像はニュースリリースより)
新たなランドマークに
同ビルは東京都施行の市街地再開発事業の中で環状第二号線の整備と一体的に建築した超高層タワーであり、道路上空に建築物を建てる画期的な手法「立体道路制度」を活用し建設された。地上52階建て、高さ247mの超高層複合タワーであり、日本初進出となる革新的ホテル「アンダーズ 東京」、1フロア約1,000坪の広大なフロアプレートを持ち最高スペックを備えたオフィス、眺望抜群でホテルサービスも利用できるハイクラス住宅、国際水準のカンファレンス施設、多様な都市活動を最大限サポートする商業施設、約6,000㎡のオープンスペース等で構成される。
同社は同ビルを、東京を代表する新たなランドマーク位置づけ、東京ならではの新しい魅力を世界に発信していくとしている。
外部リンク
森ビル ニュースリリース
http://www.mori.co.jp/company/
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00