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2014-06-09 15:00

行政

環境省が3R活動およびCO2排出削減の実証実験を行うための公募を開始

低酸素型3R技術・システム
3R活動およびCO2の排出削減のための実証事業
環境省はリデュース・リユース・リサイクルを元とする3R活動の進展および、CO2の排出削減が期待できる「低酸素型3R技術・システム」の有効性の検証を目的とした実証事業を行うための公募を2014年6月5日から行っている。事業費は事業内容のテーマ毎に設定して、1事業あたり1,000万円から7,000万円程度(税込み)として5件程度を採択する予定である。

対象となる事業者
対象事業者は次に明記されている事業内容および事業実施者の条件のいずれにも合致する自動車および、容器包装廃棄物の3Rの進展およびエネルギー期限CO2削減に資する事業が対象となる。

事業内容
・リデュース・リユースからくる2R製品の促進
・自動車または自動車部品に含有されるレアメタルなどの有用金属、ガラス・プラスチックの事前選別、高度選別などによるリサイクルの促進
・鉄スクラップなどを自動車部品などの製品に活用するアップグレード・水平リサイクル
・プラスチック製容器包装などの高度選別・再商品化の促進
(環境省 報道発表資料より引用)


条件は以上4つのいずれかをテーマにして具体的選別を設定しているのにくわえ、それが実証的な課題の解決にむけた取り組みがなされており、実証にあたっては循環資源の循環的な利用および処分の基本原則から見た事業が有効となっていること。

くわえて、検証をする際はエネルギー削減効果・CO2排出削減効果・その他の環境負荷低減効果がされていると同時に、経済的および技術的側面から見た事業の実現可能性も示すこととなっている。

事業実施者
次の条件いずれにも合致する事業者
・申請者が、日本国において登記された法人であること。
・リサイクルに関連する複数の業種の事業者または事業団体が広域的に連携していること。
(環境省 報道発表資料より引用)


公募への応募要項
応募は環境省の報道発表資料にある申請書へ必要事項を記入したうえで、申請書一式を同封したのち環境省廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室まで郵送または持参での提出となる。申込締切は2014年6月30日17時(必着)。

なお選考方法は、環境省が書類審査で事前審査を行ったのち、有識者で構成される評価検討会において申請者からヒアリングを行い、採択事業の決定を行う。


外部リンク

環境省 報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18246
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