2014-06-10 06:00
太陽光発電
ドイツ発祥の技術力 欧州最大手【ハンファQセルズ】の太陽光イベント出展レポ

確かな『技術』に加え、『実績』と『信頼性』をアピール
欧州で最大の生産量・出荷量を誇る太陽光モジュールメーカー「ハンファQセルズ(Qセルズ キム・チャールズCEO 本社:ドイツ)」は、今月4日~6日までミュンヘンで開かれていた太陽光関連のイベント『Intersolar』への参加レポートを発表した。(画像はHPより)
徹底した品質管理と次世代への開発力
イベントではセル生産メーカーからスタートしたQセルズらしく、セルテクノロジーを駆使して最大変換効率19.5%という世界記録をもつ太陽光モジュール【Q.ANTUM(クアンタム)】を披露。Qセルズが取り扱う現行モジュールの展示では、製品の安全性と品質の高さをアピールするため、独自の品質管理工程「トリプルプロテクション」の3つの柱となる工程を解説してみせた。
※トリプルプロテクションとは
耐PIDテクノロジー(APT):不正なリーク電流による出力損失を効果的に防止。
ホットスポットプロテクト(HSP):障害物による主力低下や発火事故を極力排除する仕組み。
トレーサブルクオリティ(TRA.QTM):太陽電池セルに埋め込まれたチップをもとに、太陽光業界では初のトレーサビリティシステムにより不正のない品質管理を実現。
(プレスリリースより)
耐PIDテクノロジー(APT):不正なリーク電流による出力損失を効果的に防止。
ホットスポットプロテクト(HSP):障害物による主力低下や発火事故を極力排除する仕組み。
トレーサブルクオリティ(TRA.QTM):太陽電池セルに埋め込まれたチップをもとに、太陽光業界では初のトレーサビリティシステムにより不正のない品質管理を実現。
(プレスリリースより)
さらにQセルズの送り出すモジュールが欧州でも最も厳しいとされる電力製品の安全保証制度「VDE品質認証」のテストをパスしていることも紹介された。
また次世代型太陽光発電の提案として、同社の有するQ.ANTAMセル技術を用いたプロトタイプモジュールを参考展示した。
Qセルズの『Intersolar』への出展は太陽光発電事業の発展を確認し、今後のグローバル化に新たな可能性を示すものともなったようだ。
外部リンク
ハンファQセルズ
http://www.q-cells.jp/
ハンファQセルズ プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000009490.html
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