2014-06-13 10:00

太陽光発電

日本初 農地に回転式のソーラーパネルを設置

ソラカルシステム
回転式のソーラーパネルを設置
株式会社発電マンは、太陽光発電事業を行う株式会社Smart Lifeが日本で初めて田んぼに『手動式ソーラーパネル回転システム』を導入する際に、茨城県つくば市が技術提供する専用モジュール「ソラカルシステム」を採用し、専用モジュールを提供して施工を行った。(画像はプレスリリースより)

これは農地におけるソーラー発電システムが本格化の兆しを見せる中2013年11月に静岡県農業委員会の許可がおり、2014年6月に日本で初めて設置されたものである。

今回設置された太陽光発電システムは、約1,000㎡の田んぼに44kWのものを2つで、合計88kW。田んぼでは稲作を、畑ではサトイモを植えて農業による収穫を得つつ、電力は全量買取による約400万円の売電収入も見込んでいる。

角度調整ができることにより多数のメリットがある
この「ソラカルシステム」は、ソーラーパネルを回転式にすることでパネルの角度を調整できるシステムだ。

・ソーラーパネルの角度変更による光の量の調整で、農業と発電の両立を目指せる
・季節に応じて角度調整を行うことで角度固定型よりも5%発電量がアップ
・水平にすることによって強風時に風圧をさけることができる
・垂直にすることにより本体に積もった雪を落とすことができる
・パネルが洗浄しやすい

などの利点があり、『手動式ソーラーパネル回転システム』は今後の導入の広がりが予測される。


外部リンク

株式会社発電マン ニュースリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/47213
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