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2014-06-23 12:00

エコ

建物の過熱をおさえ熱中症などを防止する塗料を全国販売

サーファペイント
塗料による熱中症・省エネ対策
NanoPhos-Japanを手がける株式会社GLIは、最先端のナノテクノロジーによって生み出された多機能塗料“サーファペイント”の拡販により、熱中症・省エネ対策2つの実現に向けた取り組みを強化していくため、全国に本格販売を開始することとした。(画像はプレスリリースより)

建築保護材メーカーである、ナノフォス社の“サーファペイント”は、この製品を屋根や外壁など外側から塗装することにより、吸収する太陽光エネルギーは微量となるため、建物の過熱が押さえられる。

“サーファペイント”の主な特徴
この”サーファペイント”の主な特徴は、

・赤外線を反射し、吸収したエネルギーを放出するため、建物への熱の侵入を防ぐ
・外断熱により、建物の構造体を外気の影響から守り、建物の蓄熱を防ぐ
・水分透過性ゼロのため熱の侵入を抑制するほか、カビ・コケ・藻などの発生を防止する。
・外気の影響をうけにくくするため、建物の耐久性をより長くする。
・従来の断熱塗料にはなかった弾性がつくため、塗りやすくひび割れにくい。
(株式会社GLI プレスリリースより引用)

といったものがある。

実証実験の結果
NanoPhos-Japanは、さまざまな環境下で検証実験も行っているが、つぎのような結果がでている。

・“サーファペイント”を建物の屋根に塗布し、検証した結果、外気温と屋根裏の温度差はマイナス11度の違いが生じた。

・“サーファペイント”塗装前は表面温度が47.9℃だったものが、塗装後は35.8℃まで下がった。

これらの効果により建物は涼しい環境が維持され、省エネおよび節電を実現することとなり、くわえて熱中症の対策にもなる。

現在NanoPhos-Japanは、施工店協力のもと、幼稚園・保育園などの施設への製品提供も提案し、熱中症リスクの削減と省エネへの呼びかけをしていっている。


外部リンク

株式会社GLI ニュースリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/

サーファペイントシリーズ
http://www.nanophos.jp/surfapaint.html
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