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2014-07-02 08:00

エコ

パナソニック、電力使用量の一括管理に便利な「電力センサ」発売

電力センサ
7月1日より受注開始
パナソニック株式会社とパナソニック デバイスSUNX株式会社は、無線通信機能と電力計測機能の一体化によって省エネ支援機器との接続が簡単にできる「ECOnect(エコネクト)シリーズ 電力センサ」を製品化し、2014年7月1日より受注を開始した。

(画像はプレスリリースより)

建屋間通信も可能
従来システムでは、電力計測機器と無線通信機器を有線接続し、設定をすることで無線通信システムを構築する必要があったが、今回製品化された「電力センサ」は、無線通信機能と電力計測機能が一体化されているので簡単に設置でき、既存のECOnectシリーズへの追加も簡単に行うことができる。

「電力センサ」を導入することで電力の「見える化」ができ、電力使用量の一括管理が容易にできるようになるので、そのデータをもとにエネルギー消費量の最適化などを図ることで、快適性を保ちながら省エネ運転制御が可能となる。

通信の面では、920MHz帯無線通信の採用により見通し距離で伝送距離約1000メートルを実現し、付属の専用ルーフトップは耐水構造となっているので建屋間通信も可能となっている。

また、従来は設定した通信経路のみで通信を行っていたが、「マルチホップ技術」の採用により自動で通信経路選択をしてくれるので面倒な事前設定が必要なく、通信障害が起きた際にも自動で通信経路を選択するので障害に強い通信を実現した。

パナソニックでは今後、エネルギー消費量の最適化や低減を図るBEMSを導入するBEMSアグリゲータなどを通じて、工場・ビル・オフィス・店舗などへ展開をしていくとしている。


外部リンク

パナソニック プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/

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