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大阪ガスと新日鉄住金エンジニアリングは7月2日、タイ国における天然ガスコージェネレーションシステムを活用したオンサイト事業において業務提携することで合意したと発表した。

同事業はクライアントの敷地内又は近傍にコージェネなどを設置・保有し、スタッフを配置して、コージェネの運転・維持管理を行い、電気・熱などを供給するエネルギーサービスである。

タイ国では、経済発展に伴いエネルギー市場が拡大すると見込まれており、エネルギーコストや環境影響への関心が高まっている。

両社は省エネルギーを促進し、エネルギーを安定して利用するためのソリューションを提供することで、事業拡大を図る考えだ。

また、コージェネの導入、重油などからクリーンな天然ガスへの燃料転換を促進することで、タイ国における省CO2の促進に貢献するとしている。

（画像はプレスリリースより）

大阪ガスはシンガポール現地法人Osaka　Gas　Singapore　Pte．Ltd．（OGS）を昨年3月に設立し、産業用ガス販売事業など東南アジアにおける事業を推進しており、新日鉄住金エンジニアリングは、タイ現地法人Nippon　Steel　Engineering　Energy　Solutions（Thailand）　Ltd．（NSET）を2012年6月に設立し、コージェネ・オンサイト事業を推進している。

今回の提携では、大阪ガスの高効率コージェネをはじめとする天然ガスの高度利用に関するノウハウと、新日鉄住金エンジニアリングの省エネ技術並びに高効率コージェネに関する設備エンジニアリング技術を組み合わせることで、コージェネを活用したオンサイト事業を共同で推進する。

なお、NSETは既にNSETはHonda　Automobile（Thailand）社プラチンブリ工場向け、アマタシティ工業団地内のYokohama　Tire　Manufacturing（Thailand）社向けのコージェネ・オンサイトプロジェクトを受注している。

外部リンク

大阪ガス　プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/company/