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2014-07-06 18:00

太陽光発電

三菱樹脂、中国で太陽光利用型植物工場の販売拠点となる合弁会社を設立

太陽光利用型植物工場
食の安全・安心
三菱樹脂の子会社で、太陽光利用型植物工場を展開する三菱樹脂アグリドリームは7月3日、中国・江蘇省を中心に展開する農業協同組合の江苏省供销合作総社(チャイナコープ社)の子会社の無錫市三陽生態農業発展有限公司と、太陽光利用型植物工場の中国の販売拠点となる合弁会社として無錫菱陽生態農業設施科技有限公司を設立したと発表した。

三菱樹脂アグリドリームは2011年11月からチャイナコープ社と共同で、中国・江蘇省無錫市の無錫三陽社に太陽光利用型植物工場の実証設備を建設し、栽培試験と現地スーパーでの販売を通じたマーケティングを進めている。

中国では食の安全・安心に対する意識の高まりから、植物工場で栽培する無農薬野菜に対するニーズがあり、植物工場の事業採算が見込めると判断され、無錫菱陽社が設立された。

(画像はプレスリリースより)

2017年までに50か所
無錫菱陽社は今後、中国において太陽光利用型植物工場の販売及び販売後の技術サービス等を手掛けていく。

販売する太陽光利用型植物工場は、人工光を用いた完全閉鎖型苗生産装置「苗テラス」と、育てた苗を高機能性フィルム(被覆材)を使用した農業ハウス内に移し栽培する、葉菜類用養液栽培システム「ナッパーランド」の2つ。

ほうれん草、春菊、水菜、小松菜、青梗菜等が栽培でき、通常の土耕栽培に比べて、高品質な無農薬野菜をより多く安定的に生産できる。

無錫菱陽社はチャイナコープ社の幅広い販売ネットワークや農業関係者の信頼を有効に活用し、2017年までに合計50か所の太陽光利用型植物工場を販売することを目標としている。


外部リンク

三菱樹脂 ニュースリリース
http://www.mpi.co.jp/news
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