2014-07-02 11:00
エコ
東京都が近年の建築分野の進展を踏まえ「省エネ・再エネ東京仕様」を改正

東京都が「省エネ・再エネ東京仕様」を改正
東京都は2011年に「省エネ・再エネ東京仕様」を策定し、世界でもっとも環境負荷の少ない都市を実現させるための率先行動をとってきた。このたび、近年の建築分野の進展を踏まえた実証建築における検証結果などを踏まえ、現行仕様を改正し、都有建築物の一層の省エネ化および多様な再生可能エネルギーの利用推進を図るとしている。改正では「2020年までに東京のエネルギー消費量を2000年比で20%削減する」という目標をかかげている。
改正の主な内容
今回の改正だが、新たな省エネ技術の導入としてLED照明の大幅な導入拡大、一層の高効率な電気設備の採用などによる都有建築物を省エネ化および、多様な再生可能エネルギーを利用推進するために太陽光発電に加え、太陽熱、自然の壁、地中熱などの再生可能エネルギーを利用する設備の導入を推進するとした。この改正の効果により庁舎モデル3,000平方メートルによるエネルギー消費量は、都内事務所ビルと比較して約6割削減(現行仕様の都有建築物との比較では約1割の削減)となった。
東京都は、今後も最新の省エネ技術などの動向を十分に注視しつつ、都有建築物の更なる環境負荷の低減を図るとする。
外部リンク
東京都 報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/
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