2014-07-12 20:00
太陽光発電
佐賀県、道路側面を活用した太陽光発電を設置

有明海沿岸道路南側2kmを利用
7月7日、株式会社ACKグループ(東京都渋谷区)は、佐賀県の有明海沿岸道路の盛土法面を活用した太陽光発電事業を始めると発表した。(画像はプレスリリースより)
佐賀県では、2013年4月に道路法が改正されて以来、「太陽光王国」を目標に再生可能エネルギーの導入を進めている。今回のプロジェクトは、ACKグループ基幹会社の株式会社オリエンタルコンサルタンツ(東京都渋谷区)が、佐賀県より道路占用許可を受けたことによって実現した。
プロジェクトでは、佐賀県鹿島市から福岡県大牟田市を結ぶ有明海沿岸道路でメガソーラー発電事業を行う。
設置場所は南向き約1万平方メートルの斜面。2kmの細長い用地を20区画に分けて設備を設置する。出力は合計1MW、年間発電量は120万kWhを見込んでいる。運転開始は12月の予定。事業は最長20年間実施する。
官民連携初の試み 設置区間の道路管理も
このプロジェクトは佐賀県と九州電力、民間企業のACKグループとオリエンタルコンサルタンツの官民連携による、先進的な試みで、道路用地を活用したメガソーラー発電事業としては全国初の取り組みとなる。メガソーラーの土地利用料は無償。その代わり、ACKグループは太陽光発電事業運営の他、設置区間周辺の道路点検や維持管理も実施する。また、大規模災害時には非常用電源として活用する準備を整えている。
外部リンク
ACKグループ
http://www.ackg.jp/
ACKグループ/ニュースリリース
http://www.ackg.jp/ir/report
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