2014-07-23 07:00
エコ
「スマートエネルギーハウス」でCO2年間排出量を通年ゼロ達成

「スマートエネルギーハウス」3年間の居住実験の結果
大阪ガス株式会社と積水ハウス株式会社が共同で2011年2月より実施していた「スマートエネルギーハウス」(燃料電池と太陽電池を組み合わせた「ダブル発電」に蓄電池を組み合わせるほか、情報技術を駆使し電気と熱をスマートに「創る・貯める・使う」ことにより快適で環境にやさしい暮らしとエネルギーセキュリティを両立させた住宅のこと)での居住実験を行っていた。(画像はプレスリリースより)この実験で、燃料電池・太陽電池・蓄電池(2011年2月〜2013年3月は定置型蓄電池を、2013年6月〜2014年5月は電気自動車を使用)を最適に制御することによりCO2年間排出量を通年でゼロにできることを実証した。
省エネ性と快適性両立の確認
さらにHEMS(エネルギーの見える化システムにて行う居住者へのアドバイスおよび各種機器の自動制御システム)を利用した家電・ガス機器や上宅設備の自動制御等について評価を行うことにより、HEMSの効果的な機能を実証し、省エネ性と快適性が両立することを確認した。3電池住宅(燃料・太陽・蓄電それぞれの電池を備えた住宅)に実際に長期間居住し、電気自動車を含めて年間CO2排出量ゼロを達成したのは国内で初めてとなる。
居住実験での成果
なお今回の居住実験ではつぎのような成果が得られた。・燃料電池を最大限に活用する独自の制御方法を用いた3電池住宅の通年評価として、実居住条件下での103%のCO2削減と、82%の節電、31万円のメリット(光熱費+車両燃料費)を達成
・居住者の快適性と省エネ性を長期間にわたり両立させる効果的なHEMSの居住を実証
・電動シャッターや電動カーテン等の住宅設備の自動制御が、居住者の利便性および快適性を向上させることを確認
(大阪ガス・積水ハウス株式会社のニュースリリースより引用)
・居住者の快適性と省エネ性を長期間にわたり両立させる効果的なHEMSの居住を実証
・電動シャッターや電動カーテン等の住宅設備の自動制御が、居住者の利便性および快適性を向上させることを確認
(大阪ガス・積水ハウス株式会社のニュースリリースより引用)
今後も両社はこの分野における検討を継続することに合意しており、省エネや快適性を一層向上された「スマートエネルギーハウス」を提案する。
外部リンク
大阪ガス株式会社・積水ハウス株式会社ニュースリリース
http://www.sekisuihouse.co.jp/
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00