2014-07-22 11:00
エコ
滋賀銀行の栗東支店をCO2排出量実質ゼロのカーボンニュートラル店舗化

エコ・ファースト企業として店舗を新築
滋賀銀行は、栗東支店を最先端の省エネ設備と機器を最大活用させてCO2排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル店舗」である環境配慮型店舗として新築すると発表した。設計は株式会社竹中工務店が行う。(画像はプレスリリースより)設備の内容
新店舗では次のように設備を設置する。1.室内・室外照明を長寿命・省エネルギー性に優れたLED照明とする
2.営業室全体の照度を最低限度のものとすると同時に、個別の机には照明スタンドを付けて作業に必要な明るさを確保する「タスクアンビエント照明」にするほか、照度のスイッチを取り付けて省エネに取り組む。
3.遮熱断熱機能付きガラスをロビーに採用すると同時に、採用太陽光を室内に取り込み照明の一部とする「スカイライトチューブ」を行う
4.全熱交換器の設置によって排気する空気から「熱」と「湿気」を給気する空気に戻し、空調を少ないエネルギーで効率よく動かす。
5.開口部を設置し琵琶湖から吹く自然風を利用する。
6.最新のATM設置によりATM周辺機器の消費電力を削減。
7.約360枚の太陽光発電パネルを店舗屋上および駐車場の屋根に設置。
8.営業車両用に1台の電気自動車を導入する。
これらによって、従来型店舗に比べて34%(約30トン/年間)のCO2排出量が削減可能である。そして残りの66%のCO2排出量(約60トン/年間)に相当する電力を太陽光発電でまかないカーボンニュートラル店舗とする。
栗東支店は2015年3月中旬より新店舗での営業を開始し、2015年6月中旬に店舗回りの工事を終えてグランドオープンする予定だ。
外部リンク
滋賀銀行 しがぎんトピックス
http://www.shigagin.com/news/topix/928
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00