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2019年の創立100周年に向けて“Be the Best，Be the One”をスローガンに掲げる住友商事株式会社（代表取締役：中村 邦晴）は、愛知県半田市の衣浦港隣接地へ7.5万キロワット級のバイオマス発電所の建設を開始したと発表した。

（画像はプレスリリースより）

この事業は住友商事が100パーセント出資するサミットエナジー株式会社（代表取締役：大橋 乃介）を通じて行う電力小売り事業の一環だ。

総事業費約200億円を投入する発電所はバイオマス専焼によるものとしては日本最大規模のもので、燃料となるバイオマスは豊富な知見を有する住友商事の生活資材本部を中心として国内外から幅広く調達していく計画だ。

再生可能エネルギーの中でも「ベース型電源」に分類されるバイオマス発電は24時間のフル稼働を前提とし、2016年度に実施を控える「電力小売全面自由化」後でも需要が絶え間ない家庭向けへの供給に十分対応できる電源と目されている。

今回の発電所は、サミットエナジーが既に営業運転を開始している糸魚川バイオマス発電所（5万キロワット）に次ぐ2件目のバイオマス発電所となり、住友商事が「再生可能エネルギー全量買い取り制度（2012年7月施行）」を活用して行う再生エネルギー電源開発として注目される案件だ。

（建設予定地　画像はプレスリリースより）

外部リンク

住友商事　プレスリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27923?prt

住友商事
http://www.sumitomocorp.co.jp/