• TOP
  • >
  • 太陽光発電
  • >
  • オムロン、太陽光発電向け「地絡過電圧継電器」発売
2014-07-28 08:00

太陽光発電

オムロン、太陽光発電向け「地絡過電圧継電器」発売

地絡過電圧継電器
10月1日より発売
オムロン株式会社は、太陽光発電システムの系統保護に特化した「地絡過電圧継電器」3機種を、2014年10月1日より発売予定だ。

(画像はニュースリリースより)

「PVJapan2014」オムロンブースに展示
今回発売される「地絡過電圧継電器」は、地絡過電圧継電器ではできない地絡復旧後の再連系簡易化や、高圧連系の太陽光発電システムの保安コスト削減が可能となっている。

再連系簡易化では、従来は地絡事故が発生して地絡過電圧継電器が系統保護のためにパワーコンディショナの発電を停止させた場合、再連系(再発電)に電力会社からの許可が必要なことがあり、手動復帰回路を個別に設ける必要があったが、新製品は業界で初めて自動/手動復帰切替スイッチを搭載した。

これにより個別に手動復帰回路を設ける必要がなくなり、電力会社との協議後もスイッチの切り替えで手動復帰動作が選択できるので、設置後に再工事をするなどの作業が軽減されている。

保安コストの面では、2015年4月より、太陽光発電システムの交流側回路の保安頻度が、6か月に1回から最大で2か月に1回まで強化されるが、随時監視制御か常時遠隔監視制御が可能な場合、延伸が認められて3か月に1回となり、新製品は要件を満たしているので保安にかかる経費と保安時の発電ロスの軽減が可能だ。

新製品は、7月30日(水)~8月1日(金)に開催される「PVJapan2014」展のオムロンブースに展示される予定で、場所は東京ビッグサイト 西1ホール NO.P1-68となっている。


外部リンク

オムロン ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2014/07/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook