エネクトニュース

2020年に創立100周年を迎える三菱電機株式会社（執行役社長：柵山 正樹）は、簡単設定＆操作で省エネ性能も充実させた汎用インバータ【FREQROL-F800】シリーズを7月31日より発売している。

（画像はプレスリリースより）

そもそもインバータ化は省エネに大変有効であり、回転数の3乗に比例して消費電力が多くなるファン・ポンプ・ブロワの動きをインバータによる回転数制御で風量調節することで消費電力を抑えることができる。

この【FREQROL-F800】シリーズの最大の特徴は「アドバンスト最適励磁制御」によるモーター稼働の効率化で、従来機に比べ約15％もの高効率化を実現、待機電力も最大約70％が削減されるつくりだ。

また使用するモータとの相性を重要視して、容量別にインバータを選定可能にした「多重定格化」がファン・ポンプの負荷も考慮する。

起こり得るトラブルに対しては、USBメモリを介したパラメータのコピーによって万全を期し、それによって従来機のインバータ「FREQROL-F700P」シリーズのパラメータも容易に移行が可能だ。

USBメモリに保存しておいたトラブル発生直前の運転情報をフィードバックすることでトラブル解析をするトレース機能もついている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

三菱汎用インバータ【FREQROL-F800】
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/inv/

三菱電機　プレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000008423.html