2014-08-08 14:00
太陽光発電
三菱商事が福島県ですすめる「小名浜太陽光プロジェクト」用太陽光発電設備を竣工

12.2メガワットの太陽光発電設備を竣工
三菱電機株式会社は、三菱商事株式会社および三菱UFJリース株式会社が福島県いわき市で推進するメガソーラー発電事業の「小名浜太陽光プロジェクト」向けに12.2メガワットの太陽光発電設備を竣工した。(画像はプレスリリースより)太陽光発電設備の特長
今回設置された太陽光発電設備の主な特長は次のようになっている。・高確率太陽電池モジュールが納入されていることと長期出力保証がある
これは同一面積あたりでの発電量が1枚あたり、三菱電機従来品のPV-MGJ250BBFRと比較して4%出力が向上となっており、最大出力は公称261ワットと増加している。なおこのモジュール変換効率は15.8%の高効率太陽電池モジュールが納入されている。くわえて、製品は固定買取制度(FIT)期間の20年を越える25年間のリニア出力保証を実現している。
・24時間保守体制によって長期間安全運転を実現させている。
サービスセンター(子会社である三菱電機プラントエンジニアリング株式会社に設置)にて、20年間24時間体制の特別高圧設備を含む発電所全体の運転状況が監視されていることにより、安全が図られている。なおこのセンターは気象条件から導き出した予想発電量と実際の発電量を比較検証することにより、設備以上個所を迅速に特定することができる。
・三菱電機独自の施工方法による長期信頼性の向上と現地施工期間の短縮が図られている。
太陽電池アレイ架台と太陽電池の取り付けには、耐食性・耐久性に優れるアルミ合金ロックボルトを採用し、強度が増している。よって塩害地域に建設する場合でも発電事業期間中の長期信頼性が向上している。くわえてこのロックボルトの採用によって、架台と太陽電池モジュール間の設置が可能となったため、設置線取り付け作業の省略ができるようになり、施工期間が短縮できるようになった。
また、工場成形のコンクリート基礎を採用することにより施工品質の均一化および、天候不良による工程遅延リスクの低減が可能となった。ほかにも太陽電池モジュール作成の際、使用する梱包材を1/3にしたため開梱作業時間の大幅な短縮が可能となったのと、環境負荷低減が実現された。
外部リンク
三菱電機 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
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