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7月31日、パナソニック株式会社（大阪府門真市）は、アメリカのテスラモータズと大規模なEV用電池工場「ギガファクトリー」の建設を手がけることを発表した。

（画像はプレスリリースより）

この合意により、パナソニックは円筒形リチウムイオン電池セルを生産、供給し、リチウムイオン電池セル生産に必要な設備、機会、工具などを投資する。テスラは、土地、建物、工場設備を準備し、提供・管理を行う。

ギガファクトリーが完成すれば、航続距離の長いリチウムイオン電池パックの製造コスト削減が実現する。また、EVの普及や大量生産に向けた電池生産量を確保することができる。

テスラによれば、ギガファクトリーは既存の電池量産方法を根本から変えるとのこと。ギガファクトリーによって、テスラのEV大衆車「モデル3」の市場投入が可能になり、様々な蓄エネルギーコストの大幅な削減が実現する。

ギガファクトリーでは、2020年までに年間35GWh相当のセルと50GWh相当のパックを製造することを計画している。雇用者数は約6,500人と予測されている。

同工場は、テスラEV向上があるカリフォルニア州、テキサス州、ニューメキシコ州など、5つの州を建設地として候補に挙げている。テスラは、建設をスムーズにすすめるため、複数の予定地で工事を開始する意向を示した。

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