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2014-08-21 12:00

電気自動車

EV向けリチウムイオン電池関連市場 20年には76億米ドル規模に

リチウムイオン電池
世界的リサーチ&コンサルティング会社が調査
グローバルな知見からビジネスの成長機会を創出する、企業のナレッジパートナー「 フロスト&サリバン ジャパン株式会社(代表取締役:ロビン・ジョフィ)」は、独自のリサーチに基づいた電気自動車向けリチウムイオン電池用化学品・材料に関する市場分析の結果を発表した。

(画像はHONDA「フィットEV」 HPより)

それによるとEV向けリチウムイオン電池用化学品・材料の世界市場は今後とも高い成長が予測され、2020年頃までにかけてその市場規模は現行(2013年)の3億8190万米ドルから76億米ドルにまで拡大する見通しだという。

EV開発と2人3脚で電池市場も拡大か
フロスト&サリバンのコンサルティングアナリスト「カミロ・カスタネーダ」氏は、「電動パワートレインの開発進行など、リチウムイオン電池の一層の市場開拓に期待がもたれ、電池製造技術の進化がパワートレインを活用した自動車製造を後押しすることで、電池製造にまつわる化学品および材料の世界市場は早いペースでの成長が見込まれる」との観測を述べている。

またカスタネーダ氏は、「EVの世界市場においてリチウムイオン電池のコスト高は依然としてネックであり、いかに製造材料を安価で提供できるかが重要になってくる」とEV開発への経済的課題も述べている。
※EVには、バッテリー式EV (BEV)、ハイブリッドEV(HEV)、プラグインハイブリッドEV(PHEV)、航続距離延長型EV (EREV: Extended Range Electric Vehicle) を含む
(プレスリリースより)



外部リンク

フロスト&サリバン ジャパン プレスリリース(ドリームニュース)
http://www.dreamnews.jp/press/0000097964/

フロスト&サリバン
http://www.frostjapan.com/

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