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2014-08-19 12:00

蓄電池

日立マクセルから世界最小・最軽量の蓄電システムが発売

エナジーステーションタイプC
HEMS対応リチウムイオン蓄電システムとコントローラー
8月18日、日立マクセルは、HEMS対応の小型リチウムイオン蓄電システム「エナジーステーション タイプC」と、蓄電池システムコントローラー「ESコントローラー」の受注を開始した。

(画像:ニュースリリースより)

この製品は、小型軽量化の蓄電池システム。集合住宅や既築住宅、寒冷地など、蓄電システムを屋外に設置できない場合に、室内で活用できるシステムだ。

エナジーステーション タイプCは、冷蔵庫上部など室内の空きスペースに専用設置棚を取り付けて設置する。高さ130mm、質量約29kgで、世界最小・最軽量を実現した。

通常時は電力料金が安い夜間に充電し、電力ピークシフトを実現。停電など非常時にはUPS機能が自動的に停電を検知し、バッテリー運転に切り替える。

エナジーステーションタイプC
(画像:ニュースリリースより)

専用コントローラーのESコントローラーは、家庭の消費電力やエネファーム、太陽電池などの発電量を計測できる。タッチパネルとわかりやすいデザインを採用しており、直感的な操作が可能となっている。

スペースの問題解消 蓄電池システムの普及へ
蓄電システムは非常時の予備電源や、深夜電力および太陽光発電電力を有効活用する設備として注目されている。HEMSと併用することで、電気代の節約にもつながる。しかし、スペースなどの問題で一般家庭への普及が遅れている。

同製品は、2013年、三井不動産レジデンシャルの「パークタワー新川崎」に採用したものと同一機器である。コントローラーを併せた一般発売により、蓄電池システムがより現実的になったといえるだろう。


外部リンク

日立マクセル
https://www.maxell.co.jp

日立マクセル/ニュースリリース
https://www.maxell.co.jp/news
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