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2014-08-27 13:00

その他

三菱電機、自然エネルギーの課題を解消する機器の製品化を決定

三菱電機
不安定な電力系統 無効電力の補償によって解決
8月25日、三菱電機株式会社は、「自励式無効電力補償装置(SVC-Diamond/エスブイシーダイアモンド)」を製品化すると発表した。

(画像はプレスリリースより)

この製品は、風力や太陽光発電などの再生可能エネルギー普及に伴う、電力系統の安定化問題を解決するもの。同社による開発が完了し、製品化が決定した。

再生エネルギーは自然に左右される部分が多いため、出力や電圧が不安定である。また、既存の電力系統に接続した場合、系統全体に大きな影響がある。電力業界では、このような電力系統の安定化が大きな問題となっている。

2016年初号機出荷をめざす
エスブイシーダイアモンドは、再生可能エネルギー導入によって起こる系統電圧の変動、送電能力の低下を、無効電力の補償によって抑制するシステム。MMCモジュールを採用した小型軽量化と高速応答性を実現している。従来の他励式に比べ60%の省スペース化と、工事行程の削減にも貢献した。

また、電力系統解析によって最適なソリューションを提案。リアルタイムシミュレーション技術の適用によって、様々な電力品質の問題を解決する。製品化は、2016年以降の初号機出荷をめざすという。


外部リンク

三菱電機
http://www.mitsubishielectric.co.jp/

三菱電機/ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news
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