2014-09-05 05:00
太陽光発電
枕崎空港跡地のメガソーラーが稼働

オリックスと九電工 全国初の空港跡地発電所
9月1日、オリックス株式会社(東京都港区)と株式会社九電工(福岡県福岡市)は、鹿児島県枕崎市の枕崎空港跡地においてメガソーラー発電所を稼働したことを発表した。(画像はプレスリリースより)
空港跡地を活用した全国初のメガソーラー発電所「枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所」が、運転を開始した。
枕崎空港は1991年1月、日本初のコミューター空港として開港した。2013年、空港の管理・運営に伴う財政や市民の負担を理由に閉鎖された後は、オリックスと九電工がメガソーラー発電所の開発を進めていた。
空港施設を活用し、学習スペースや天文台も設置
跡地にある空港ターミナルビルには、発電所の見学・学習スペースを設置し、太陽光発電所の仕組みがわかる展示や環境学習に活用する。また、敷地内に天文観測所を設置、地域住民が集う場所を提供する。設置面積は約12万9,000平方メートル。約800m×約25mの元滑走路をそのまま活用し、ハンファQセルズの太陽電池モジュールを3万3,544枚設置した。
発電所の最大出力は8.2MW。年間予想発電量は、一般家庭約2,500世帯文の年間消費電力に相当する918万5,900kWhを見込んでいる。
なお、太陽光発電所管理業務の一部は、空港管理会社であった南薩エアポート株式会社へ委託される。
外部リンク
オリックスグループ
http://www.orix.co.jp/
オリックス株式会社/ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/news
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