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2013-09-12 11:00

電気自動車

日産自動車が100%電気で動く商用車の開発最終段階へ

商用車
EV技術を商用車に
日産自動車は9月8日、同社が発売に向けて準備中の100%電気商用車「e-NV200」の開発が最終段階を迎えたと発表した。

現在、同社の販売する電気自動車は「日産リーフ」の一種。

「e-NV200」は「日産リーフ」に続く二種目の電気自動車として、2011年以降、多くの大手企業や自治体などと、公道での実証運行を重ね、2014年中の発売を予定している。

さらに、同社ではEV技術の商用車分野への展開を加速させ、同技術のトラック分野への応用も検討し、小型トラック「アトラス」をベースとした電気トラック「e-NT400」の開発にも取り組んでいる。

(画像はニュースリリースより。)

都心部での深夜運行が可能に
「e-NV200」は多目的商用バン「NV200」をベースとし、室内の広さや多用途性といった特徴を持ち、「日産リーフ」のパワートレインが生み出すEVならではの先進性を併せ持っている。

走行時の二酸化炭素(CO2)排出量ゼロを実現しながら、EV特有の卓越した加速性と静粛性を提供し、先進的なテレマティクスシステムや荷室における電源供給機能などによって、様々なシーンにおけるビジネスの可能性を広げることができる。

このような100%電気商用車は排気ガスを一切出さないことから、都心部におけるエンジン車の乗り入れが制限されているエリアにおいても走行可能なほか、低騒音であることから、深夜の時間帯でも運行しやすい。

また、多くの企業が最も重視するランニングコストの面でも、同クラスの商用車をリードする優れたレベルを実現していることから、開発中の電気トラックとともに、環境意識の高い企業から広く注目を集めているということだ。


外部リンク

日産│ニュースリリース
http://www.nissan-global.com
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