2013-09-19 14:00
エコ
福井県が市民ファンドを活用し、初期費用ゼロのLED照明導入を支援

蛍光灯からLEDに
福井県の7つの団体・企業・行政で構成される事業協働体「ふくい節電所コンソーシアム」は、初期費用ゼロでLED照明に切り替えるための「市民共同節電所」という市民ファンドを活用したシステムを用いて、節電・コスト削減・CO2削減をはかるモデル事業に取り組んでいる。同事業は、福井駅前地区の店舗やアーケード、福井市内のオフィス照明を蛍光灯からLED照明に切り替え、その初期費用を「市民共同節電所」がまかなうというもの。
現在約15社の募集を受け付けており、締め切りは9月末としているが、1000本の切り替え希望が集まった時点で募集を締め切る。
募集の対象となるのは、福井市内に住所があり、直管蛍光灯40W型を10灯以上使用し、LED照明への切り替えを希望しており、福井市内に住所があり、2014年1月末までに切り替え完工が可能な事業者。
年間76,560円お得
参加するメリットとしては、初期費用ゼロでLED照明に切り替えることができ、電気使用量を59%削減しながら、環境に配慮している企業としてPRすることができる。費用は市民ファンドによってまかなわれ、その後4年間、「初期費用分+ファンド運営費分」をLED照明への切り替えによる電気料金見込額で市民ファンドに返還する。
4年間の負担期間終了後には、導入したLED照明は各オフィスに無償譲渡され、目安10年間の電球寿命までの電気料金削減分が金銭的メリットになる。
例えば、50灯を切り替えたとすると、1日10時間点灯で、月22日稼動した場合、年間削減見込み電気料金は76,560円となる。
外部リンク
福井県地球温暖化防止活動推進センター│初期費用ゼロでLED化を希望するオフィス募集(9月末まで)
http://stopondanka-fukui.jp/news/123/
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