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太陽光発電協会は9月5日、補助金等の交付により造成した基金の執行状況について公表した。

これは、住宅用太陽光発電システムの設置に関する補助金の今年度の実施状況や、来年度の導入見込みを明らかにしたもの。

住宅用太陽光発電システムを設置に関する補助金は、1kW当たりの補助対象経費（税別）によって単価が2段階に設定されており、1kW当たりの補助対象経費が3.5万円以上・47.5万円以下のものと、47.5万円以上・55万円以下のものでそれぞれ補助金単価が変わってくる。

平成24年度は、1kW当たりの補助対象経費が3.5万円以上・47.5万円以下のものについて、補助金単価は3.5万円で、47.5万円以上・55万円以下のものは補助金単価3万円だった。

1kW当たりの補助対象経費が3.5万円以上・47.5万円以下のものについて、当初11万7,000件を見込みみんでいたが、実績は19万件と大幅に予想を上回った。

これに対して1kW当たりの補助対象経費47.5万円以上・55万円以下のものは、当初の見込みが23万件だったのに対して実績は14万5,000件と、予想を大きく下回った。

補助対象経費の低いものに対して想定以上の申し込みがあった理由は、太陽光発電システムの平均価格が計画当初の1kW当たり70万円から、45万円程度までに低減していることが関係している。

そこで、平成25年度の補助金交付については2つの設定で、計37万9,000件の導入を想定し、1kW当たりの補助対象経費が3.5万円以上・47.5万円以下のものについては1kW当たり2万円、47.5万円以上・55万円以下のものは1kW当たり1.5万円の補助金単価を設定した。

平成25年度の受付は2013年4月17日から開始されており、2014年3月31日を締め切りとしているが、予算に達した場合には期間中に締め切られる。

外部リンク

太陽光発電協会│補助金等の交付により造成した基金の執行状況等の公表について
http://www.jpea.gr.jp/topics/