エネクトニュース

2013年9月11日、ソニービジネスソリューション株式会社は、さいたま市内の小・中・高校に向けて、太陽光発電システムと蓄電システムの設置について、仮契約を締結したと発表しました。

（この画像はイメージです）

発電システムは、学校という場所にふさわしくなるべく専有面積を抑えたもので、安全性の面から軽量化や耐震性についても優れたものが選ばれました。

また、蓄電システムがあわせて提案されたことで、災害停電時の電力も確保されることになりました。系統連系型を採用しているため、蓄電された電力で再稼働電力を完全にコントロールできます。

さいたま市は、「エネルギー・スマート活用ビジョン」を提唱し、かねてより太陽光発電など再生可能エネルギーについて前向きなビジョンを打ち出してきました。

また、地球温暖化対策の推進や環境教育の一環として、再生可能エネルギーの学校への導入を検討していました。

今回検討しているシステムは自由度が高く、電力会社と動力契約をせずとも利用が可能で、変電設備の必要もありません。

また、風力発電や、電気自動車から家の中に電力をとりこむことのできる「V2H」にも対応しているので、将来的にさらなる再生可能エネルギーの取り組みを進めることができます。

ソニーとさいたま市の今後の動きに注目が集まります。

外部リンク

ソニービジネスソリューション株式会社プレスリリース
http://www.news2u.net/releases/115775