2013-09-30 11:00
蓄電池
デンソー、車載電池のエネルギー管理システムを開発

デンソーと名古屋大学 実証実験を実施
2013年9月27日、株式会社デンソーは、国立大学法人名古屋大学と共同開発した車載電池を活用したモデル予測型エネルギー管理システムについて、実証実験の実施を開始すると発表しました。(画像は株式会社デンソー ニュースリリースより)
今回デンソーと名古屋大学が取り組んだのは、経済産業省の「次世代エネ類義ー・社会システム実証事業」の企画のひとつ「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」で、10月より実証実験をスタートさせます。
車載電池のエネルギー管理
今回開発されたシステムは、電気自動車などに搭載されている車載電池をエネルギー管理システム(EMS)に組み込み、電気代を抑えるシステムです。本システムは、家庭内の消費電力、太陽光発電量、車の利用履歴等のデータを計測し、それを基に電力需要と車利用の予測モデルを組み立てます。
(株式会社デンソーHPニュースリリースより)
(株式会社デンソーHPニュースリリースより)
このシステムによって車載電池をコントロールし、電力消費を電気代が高い時間帯から安い時間帯へと集中させて、電気代を安く抑えることができます。
これからの車載電池の可能性
現在車載電池が抱えている問題のひとつに、充放電のコントロールがあげられます。今回の実証実験の結果次第では、走る動力源としてだけではなく、家庭への電力供給源としての役割が期待されます。
外部リンク
株式会社デンソーHPニュースリリース
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/
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