2013-10-14 21:00
行政
川崎市と東芝、スマートコミュニティ実現に向け協定締結

環境配慮と利便性・快適性を両立する街づくり
10月10日、川崎市と株式会社東芝は、スマートコミュニティの実現に向けた協定を締結したことを発表した。協定は、低炭素社会の構築とスマートコミュニティの実現に向けて両者の連携・協力を約束する内容で、双方の持つ資源を活用して環境配慮と利便性・快適性を両立した街づくりを推進するものである。
具体的には今秋から、「川崎駅周辺地区スマートコミュニティ実証事業」として、統合BEMSを導入したビル群エネルギー管理サービスを開始する。駅周辺地区の複数のビルを群管理することで、地域の消費エネルギーを「見える化」し、エネルギー利用の合理化を図るのが目的だ。
また、クラウドを利用して川崎駅前商業施設の店舗情報を一元化し、地域の活性化に必要な情報を提供することでも連携・協力を進めていく。
「持続可能なスマートシティかわさき」を目指して
東芝は10月末、川崎駅前に「スマートコミュニティセンター」をオープン、統合BEMSの拠点として川崎駅周辺を管理する。同センターには同社の最先端技術や新製品を展示するとともに、災害時には避難場所および情報提供の拠点としても活用される。さらに、来年初頭には、地域の子どもたちが科学技術を学び、体験できる場「東芝未来科学館」を開設する予定となっている。
川崎市では「持続可能なスマートシティかわさき」を目指して、市民生活の安全・安心の確保、利便性の向上に向けた取り組みをより一層加速させる意向だ。
外部リンク
川崎市・株式会社東芝 ・共同リリース
http://www.toshiba.co.jp/
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