2013-10-24 09:00
エコ
食べるだけでエコ活動【「Eco-Sweets 2013」】

生ゴミ堆肥作りからスイーツ販売まで 市民の手によるエコ活動
鹿児島大学サスティナブル・キャンパス・プロジェクト(SCP)とJAグリーン鹿児島による「Eco-Sweets 2013」のエコスイーツ販売が、18日から始まった。エコスイーツプロジェクトは、生ゴミのリサイクルを基点とする取り組みで、鹿児島大学の学生・教員からなる鹿児島大学SCPとJAグリーン鹿児島が共同で行っている。
生ゴミから堆肥を作り、農作物を栽培し、収穫した作物でスイーツを製造、販売、そしてスイーツを楽しむ。この一連の流れに市民を巻き込み、環境への関心を高めようという取り組みである。
企業に対しては、ダンボールを活用した生ゴミ処理機「ポイット丸(500円)」の制作・販売を通して、活動への参加を呼びかけている。
あらゆる方法で無理なく参加 一口ごとに環境活動に貢献
生ゴミの高度なリサイクル化と、多くの市民が無理なく参加できるシステムが評価され、今年2月には低炭素杯2013ソーシャルビジネス部門で環境大臣賞金賞を受賞した。今年のファーストステージでは、ハロウィーンシーズンに合わせたカボチャを使ったスイーツが販売される。参加スイーツ店25店舗と大学内イベント会場に、多くの人々のエコ活動によってできあがったスイーツが並ぶ。
エコスイーツ1個につき10円が寄付され、来年度の活動資金に活用される。食べるだけでも一口ごとに環境活動に貢献できるうれしいシステムだ。セカンドステージではエコスイーツ作り教室なども企画されており、あらゆる方法で参加できるエコ活動として、今後の取り組みが期待されている。
外部リンク
鹿児島大学/サスティナブル・キャンパス・プロジェクト
http://imozo.leh.kagoshima-u.ac.jp/
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