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2013-10-30 20:00

エコ

大林組がスマートシティを想定した技術開発に向け実証に着手

スマートエネルギーシステム
リアルタイムの電力需給を予測
大林組は10月23日、次世代のスマートシティを想定した技術の実証を行うため、東京都清瀬市の大林組技術研究所にスマートエネルギーシステムを構築すると発表した。

今回、技術研究所に構築するスマートエネルギーシステムには、技術研究所の通常稼働時の消費電力にほぼ匹敵する約900kWの大規模出力太陽光発電設備を設置する。

再生可能エネルギーを安定的かつ最大限に活用するシステムとして、ビッグデータなどを活用することで、電力需給の予測とリアルタイムな電力需要を把握し、時々刻々と変動する需給バランスを調整するEMS(エネルギーマネジメントシステム)を構築する。



次世代の街づくりのプラットフォームへ
現在、国内外において、持続可能な社会を実現するためのスマートシティ・スマートコミュニティ開発や実証事業が多数計画・実施されている。

大林組の行う実証では、市街地再開発、大規模な工場・大学・病院など、複数の建物を有する施設で想定されるスマートシティに関わる顧客ニーズとなる「省エネルギー・省CO2、BCP(事業継続計画 Business Continuity Plan)」など、ソリューション技術を蓄積する。

また、システム構築には、SCIM(Smart City Information Modeling)を導入し、EMSとリンクさせることで制御、管理の状況を「見える化」し、システムにおけるSCIMの有効性を検証しながら、次世代の街づくりのプラットフォームへと展開していく考えだ。


外部リンク

大林組│プレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/press/
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