2013-10-31 12:00
電気自動車
GMの燃料電池実証実験車が16万kmの実走行を達成
119台のうちの1台
ゼネラルモーターズは10月23日、燃料電池実証実験車(FCEV)「シボレー エクイノックス」が10万マイル(約16万km)の実走行を達成したと発表した。シボレー エクイノックスは、2007年に始まった119台の車両による「プロジェクト・ドライブウェイ」という実証実験の一部。
10万マイル(約16万km)の実走行を達成した1台は、「プロジェクト・ドライブウェイ」において、米国カリフォルニア州バーバンクにあるウォルト・ディズニー・スタジオでの実証実験後、10名のGM開発エンジニアによって運転され、技術開発に使用されていた。
これは再生可能な水素を使用した場合に、5,260ガロン(約19,911リットル)のガソリンをセーブできることになる。
「プロジェクト・ドライブウェイ」全体では、これまで累計約300万マイル(約480万km)の実走行を展開し、157,894ガロン(約597,693リットル)のガソリンをセーブした計算になるという。
(画像はプレスリリースより。)
新しい燃料電池開発センターも
同社は米国で発表されている「クリーン・エネルギー特許成長指数」でも2002年から2012年における燃料電池に関する特許で、1位にランクされている。現在は燃料電池技術に定評のあるリーディング・カンパニーとして、米国ミシガン州ポンティアックに、燃料電池の開発を行う新しい燃料電池開発センターを構築している。
7月にはホンダと2020年頃の実用化に向けて燃料電池システムと水素貯蔵システムを共同で開発するため、長期的な提携契約を締結し、9月には、U.S.アーミー・タンク・オートモーティブ・リサーチ・デベロップメント&エンジニアリング・センターと水素燃料電池技術の共同開発を拡張中であることも発表している。
外部リンク
日経プレスリリース│GM、燃料電池実証実験車「シボレー エクイノックス」が10万マイルの実走行を達成
http://release.nikkei.co.jp/
GMジャパン公式サイト
http://www.gmjapan.co.jp/
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