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2013-11-08 21:00

太陽光発電

木製架台採用【住友林業鹿島ソーラー発電所】が稼働

住友林業
遊休地利用の発電所 自社木材を架台として採用
11月6日、住友林業(東京都千代田区)は、茨城県鹿嶋市の同社遊休地に設置した「住友林業鹿島ソーラー発電所」の稼働を開始した。

(画像:住友林業ニュースリリースより)

住友林業が自社遊休地を利用した太陽光発電所を稼働した。発電量は876kWh、年間発電量は約90万kWhとなる見込みだ。同施設で使用されているソーラーパネルの架台には、同社木化事業の一環として企画・設計・施工された木製架台が一部採用されている。

この木製架台はシンプルな構造ながら必要強度を満たしており、合理化されたパネル設置施工が実現された。この構造は施設ごとに構造計算を行うことで敷地条件に応じた設計が可能であり、木材の有効活用にもつながると見られている。

木材、山林事業のノウハウを活かした施設提案を
住友林業では今年4月より、再生可能エネルギーの供給を通して豊かで安定した住生活を提供することを目的に、環境エネルギーグループを新設した。長期安定的な収益確保が見込める太陽光発電を、バイオマス発電に続く事業として積極的に展開していく意向だ。

同社は今後も自社遊休地の活用を検討するとともに、木材・建材流通事業で培った調達能力と山林・緑化事業のノウハウを活かし、地域材の有効活用も視野に入れた施設提案を行っていく方針だ。


外部リンク

住友林業/ニュースリリース
http://sfc.jp/information/
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